過去の挨拶文(令和3年

令和3年12月の挨拶文

 毎年12月に入ると三輪山の色付きが濃くなります。夕陽に照らされて一層オレンジ色が濃くなる景色はなかなか壮観です。
 いつも麓から眺めているだけですが,一度くらい登ってみようと思います。
 今月もよろしくお願いします。

甘樫丘(奈良県高市郡明日香村)』 

令和3年11月の挨拶文

 加齢のせいなのか,不摂生のせいなのかは分かりませんが,最近朝食をとることがきつくなってきました。朝起きても胃がくたびれている感じで,何かを食べようという気になれないのです。
 思い切って朝食をとるのをやめたところ体調が良くなった気がするので,しばらく朝食をとらないスタイルを続けていこうと思います。
 人生80年だとすればそろそろ折り返し地点,体の衰えを感じ始めるになってきましたが,まだまだこれからも頑張ります。

『深田池(橿原神宮)(奈良県橿原市久米町)』 

令和3年10月の挨拶文

 何が嫌いって,説明責任という言葉ほど嫌いなものはありません。
 社会に対して説明をすべき場合もないではないと思うのですが,不倫した理由を説明せよとか,金銭問題が解決したかどうか説明せよとか,下衆な好奇心を満たしたいだけなのに「説明責任」というもっともらしい言葉を使われるとウンザリします。

『旧柳生藩家老屋敷(奈良県奈良市柳生町)』

令和3年9月の挨拶文

 先日長谷寺の本堂でご本尊を間近で見る機会に恵まれました。
 10メートル以上の高さがあるらしく,足元から見上げると中々壮観でした。
 ふと気付いたのですが1~2年前から寺社を訪れるのが楽しくなってきたように思います。年をとった証拠だと思いますが,それもまあいいかという感じです。

『長谷寺本堂(奈良県桜井市初瀬)』

  令和3年8月の挨拶文

 今年に入ってから十津川村を訪れる機会が2度ありました。
 まさに「陸の孤島」といった感じで,曲がりくねった細い山道を1~2時間走り続けなければならず,行くだけでなかなかに疲れます。
 個人的にはこれからも訪れたい場所ですが,奈良北部や京阪神からのアクセスが改善されなければ,人口減少や高齢化がどんどん進んでいくのだろう,そしてアクセスがすぐに改善されることはないだろう,と思うと少し寂しい気持ちになります。

『一刀石(奈良県奈良市柳生町)』

令和3年7月の挨拶文

 7月になりました。
 今年は梅雨入りが早かったのですでに8月に入っているような感覚です。
 第5波が予想されるので夏の計画は立てられませんが,それでも「あともう少し我慢すれば・・・」という気持ちが大きくなっています。
 数ヶ月後の世界がどうなっているか分かりませんが,どうにかなっていてほしいものです。

『百毫寺の参道(奈良県奈良市百毫寺町)』

令和3年6月の挨拶文

 先日,事務所から桜井駅に向かう途中で,自分の少し先を歩く男の子が目に入りました。見た感じ3~4歳くらいでしたが,周りに親らしき人はいません。そのまま100メートル程後ろを付いていきましたが,やはりどこからも親は現れません。
 赤信号で立ち止まったので声を掛けてみると,やはり迷子でした。さっきまでお母さんと一緒にいたものの何故かはぐれてしまって,どこにいるか分からないとのこと。
 それから小一時間男の子と一緒にお母さんを捜しましたが見つけることはできず,結局,成り行きで母親探しの引継を申し出てくれた近所のスーパーの店長さんに男の子を預けて私だけ帰らせてもらいました。
 お母さんを捜している間,涙一つ流さない気丈な子どもでしたが,その後どうなったのか気になります。

『果無集落(奈良県吉野郡十津川村)』

令和3年5月の挨拶文

 先日急に思い立って葛城山に登りました。葛城山は多分小学生以来登っていなかったので25年振りくらいです。
 少しは懐かしく感じるかと思いましたが,登山道の様子も頂上からの景色もまったく記憶に残っておらず,初めて登る山のようでした。
 程よい高さの山なので,また登ってみようと思います。
 今月も宜しくお願いします。

『新若草山ドライブウェイ,万葉歌碑(奈良県奈良市百毫寺町)』

令和3年4月の挨拶文

 これを書いている4月7日の時点で粟原川沿いの桜はほとんど散ってしまいました。今年ほど桜が早く咲いて散った年は記憶にありません。 
 コロナ禍の到来から一年以上が経ちますが,自分も周りも今の環境に慣れつつあるように感じます。
 現在は感染者数等コロナ関連の報道が毎日行われていますが,仮に現在の状況がこれからもずっと続いたとして,10年後も同じように毎日コロナ関連の報道をやるのだろうかとふと思いました。
 今月も宜しく願いします。

『かかしととり笑顔公園(奈良県宇陀市砥取)』

令和3年3月の挨拶文

 「木材の値打ちが下がったせいで山林を所有していても利用価値がなく負担でしかない問題」
 弁護士になるまでまったく知りませんでしたが,日本中の至るところで起きている問題です。
 ときどき山林を所有する方から「何かいい方法ないですか?」と訊かれるのですが,多くの場合解決策がありません。
 固定資産税を非課税にしてあげるとか,思い切った措置があってもよいように思います。

『元興寺,日本最古の屋根瓦(奈良県奈良市中院町)』

令和3年2月の挨拶文

 奈良に帰ってきて何が良かったって天理高校野球部の練習場が近くなったことです。車を10分程走らせれば練習場に着くので近くを通るときは時々練習を見学しています。憧れの野球部の選手たちを直に見られるのはなかなか(・・・・)感動します。
 先日高野連が今年の選抜甲子園大会の出場校を発表し,天理高校も選出されました。開催までたどり着けるのかという不安はありますが,3月の開幕がとても楽しみです。

『興福寺,中金堂(奈良県奈良市登大路町)』

令和3年1月の挨拶文

 毎年元旦は何となく箱根駅伝をテレビ観戦して,何となく駒澤大学を応援していました(駒大を応援し始めたきっかけは忘れました)。
 今年の駒大は良い走りを見せていたものの優勝まであと一歩届かないか・・・と思って最後のタスキ渡しの様子を見ていたのですが,なんとなんとラストの10区で3分以上あった差を詰めて奇跡の大逆転優勝を果たしました。
 駒大メンバーも私も大興奮,良い一年のスタートを切ることができた気分です。 今年も宜しくお願いします。 

『春日大社,中門・御廊(奈良県奈良市春日野町)