過去の挨拶文(令和元年

令和元年12月の挨拶文

 12月になりました。
 これから寒さが増してきますが,そんなときに事務所内のエアコンが壊れてしまいました。スイッチを押してもウンともスンとも動きません。
 業者の方にみてもらったところ,圧縮機という何でもエアコンの心臓部分が故障しているので,全体を取り換えた方が良いとのこと。
 急ぎ取り換えてもらおうと思いますが数日はかかると思うので,しばらくは暖房なしの日々が続きます。事務所に来られる依頼者,相談者の方,本当にすみません。
 どうか厚着でお越しください。 

 
『川原展望台からの夜景(甘樫丘)(奈良県高市郡明日香村)』

令和元年11月の挨拶文

 先日民事信託に関する講義を受けました。
 民事信託とは財産管理,財産承継の手法の一つで,数年前から日本でも普及しつつあるようです。いま一つ柔軟性に欠ける遺言や後見を補う手法として評価されており,今後利用がますます増えていくことが予想されるとのことでした。
 有用な手法ですから私も積極的に利用していきたいところですが,一点不安が残ります。それは,まだ普及しきっていない制度であるために問題点が洗い出しきれていないところです。利用することによってどのようなリスクがあるのか把握できていない状態で依頼者の方にお勧めするのは躊躇ってしまいます。 

 
『灌頂堂(室生寺)(奈良県宇陀市)』

令和元年10月の挨拶文

  「失言」に対してバッシングを加える風潮が極まっているように感じます。
 考え方や立場は人それぞれである以上,どのような意見であってもそれを不快に感じる人は少なからずいるわけで,それらをすべて「失言」とみなして攻撃していては誰も何も言えないつまらない社会になると思うのですが,この風潮はいつまで続くのでしょうか。

 
『夢殿(法隆寺)(奈良県生駒郡斑鳩町)』 

令和元年9月の挨拶文

 以前奈良に住んでいたときは桜井という街に対してそれなりに賑やかなイメージを持っていたのですが,実際に桜井で働くようになると「随分寂れているなあ」と感じます。
 とりわけ残念なのが駅前です。北側も南側も改札を出てから目に付く飲食店があまりにも少なく,寂しい限りです。
 駅の周りに魅力的な飲食店が増えれば劇的に人が集まると思うのですが桜井では採算が取れないと思われているのでしょうか。どこも出店してくれません。6万近い人が住んでいる街なので良い店ができれば十分に採算が取れると思うのですが。 

 
『長谷寺(奈良県桜井市)』 

令和元年8月の挨拶文

 この一ヶ月で新宮周辺に行く機会が2度ありました。
 いずれも吉野の山中を通る169号線を通って行ったのですが,車を走らせていて感じたのは吉野から県境を跨いだ途端に整備された道路に変わること。
 奈良と和歌山,各選挙区から選出された国会議員の力の差を肌で感じました。 

 
『熊野参詣道中辺路(和歌山県田辺市)』

令和元年7月の挨拶文

 今月から商業捕鯨が再開するそうですね。実に31年振りだそうですが,今後スーパーに鯨肉が並ぶようになっていくのでしょうか。
 偶然ですが先月仕事で太地町に行きました。せっかくの機会なので地元のお店で鯨料理をいただきましたが,イワシよりも臭みが強くてヒレカツよりも固い,それでいて結構な値段がするという,少し残念な感想でした。
 私が食べたのは冷凍だったと思いますので,味がいまひとつなのは仕方なのかもしれませんが,冷凍でない鯨肉を食べようとすると,それはまたいい値段になるでしょうから,結局これからも食べる機会はないかもしれません。

 
『奈良ホテル(奈良市高畑町)』

令和元年6月の挨拶文

 死亡届,火葬,病院代の支払,住居の明渡し等,自分の死後の諸事を生前のうちに誰かに頼んでおく契約を死後事務委任契約といいますが,最近この契約を利用する方が増えているようです。
 今後高齢者の一人暮らしは増えていくでしょうから,それに伴って死後事務委任契約の需要は高まってくると思われます。
 ところで,身寄りのない高齢者で長期入院している方々に対しては,死後の諸々の処理について気を揉んだ自治体職員や病院が死後事務委任契約の利用を促すケースもあります。
 しかし,他人に促されて自分の死後の準備をするというのは中々に残酷です。「好きにさせてやれよ。」と言いたくなります。 

 
『日本最古の三重塔(法起寺,生駒郡斑鳩町)』

令和元年5月の挨拶文

 連休中に知人に連れて行ってもらい川上村へ登山に行きました。川上村を訪れたのは生まれて初めてでした。
 高校卒業までの18年間を奈良で過ごしましたが,振り返ってみれば当時は大阪や京都ばかりに目が向いていて,吉野の方に足を運ぶ機会はありませんでした。十津川,黒滝,野迫川,大塔,天川…まだ行ったことがない場所が沢山あります。最近吉野特有の味わい深さに気付いてきたところですので,これからは積極的に足を延ばしていくつもりです。 

 
『稲渕の棚田(高市郡明日香村)』

平成31年4月の挨拶文

 4月になりました。
 先週末自宅から20㎞ほど離れた公園で花見をしようと思って車を走らせていると,道中沢山の桜の木が目に入りました。川沿いの堤防,児童公園,小学校の校庭,民家の庭,工場の敷地内…日本には桜の木が沢山植わっていますね。毎年この時期になると感じます。
 東吉野村の高見の郷の枝垂れ桜はこれからが見頃だそうです。来週末に行ってみようと思います。

 
 『 粟原川沿いの桜(桜井市)

平成31年3月の挨拶文

 3月になりました。
 年が明けてからあっという間に2ヶ月が経ってしまった気がします。年々,時が経つのが早く感じられるようになってきましたが,最近では無為に人生を過ごしているんじゃないかと思って不安に感じることもあります。
 そういうわけで出来る限り目標を持って日々を過ごそうと思います。
 今月も宜しくお願いします。

 『内拝殿(橿原市,橿原神宮)

平成31年2月の挨拶文

 もうすぐ桜井駅北側に大きなホテルが建つそうですね。ホテルが建つことによる経済効果を期待する声がよく聞こえてきます。桜井は観光資源が豊富ですから外からの人を受け容れる体制が整えば飛躍的な効果が期待できるかもしれません。
 ところで受け容れ体制といえば,桜井駅周辺や市役所周辺で食事をとれる店が少ないように思います。
 「みんな近くの八木まで食べに出てしまうから桜井の店がどんどん潰れる。」という話を聞いたことがありますが,良い店が増えればみんな八木まで出て行かないはず。
 こちらは今後に期待です。 

 『今井の町並み(橿原市)

平成31年1月の挨拶文

 新年明けましておめでとうございます。
 体力には自信がある方だったのですが,昨年末に風邪をひいてしまい2日間寝込んでしまいました。
 体調を崩すと何のやる気も起きませんね。それまで抱えていたあんな悩みもこんな悩みもすべて頭の中から消えてしまい,「早く元気になりたい」しかありません。
 月並みですが,今年は健康に気を付けて頑張ろうと思います。
 今年も宜しくお願い致します。

 『石舞台古墳(高市郡明日香村)